
これからマーケティングを始める方へ
マーケティングには専門用語がたくさんあります。
どれもマーケティングをする上で欠かせないものばかりです。それぞれの言葉の意味を理解することで、より専門的なマーケティング活動を行うことができるでしょう。
このページでは、マーケティングスキルマップに沿った、マーケティング用語を解説しております。
マーケティングスキルマップ
マーケ組織の構築・育成や、煮詰まった時の施策アイデアの発想促進のために、マーケティングのスキルマップです。上下で分けており、上は「仮説構築力(良い仮説をつくる力)」。下は「施策遂行力(強い施策を遂行できる力)」としています。
下の施策遂行力で分かるように、マーケティング用語がたくさんあり、初心者の方はまずこちらを理解することが重要です。
青い箇所は、集客→コンバージョン→リテンションと、ユーザー行動の流れでまとめており、赤い箇所はクリエイティブとエンジニアリングの領域をまとめています。

「施策遂行力」の項目ごとにブロックを分けています。用語をクリックすると説明に飛びます。
Acquisition
認知・集客(トラフィック増加のマーケ)
コンテンツSEO
良質なコンテンツを継続的に発信して積み上げることで、Yahoo! やGoogleなどの検索エンジンからの集客を狙う手法です。 コンテンツSEOはSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)対策の一種です。
バックエンドSEO
バックエンドのbackとは「裏」、endは「部分」という意味です。
「裏」には「見えない」という意味がありますから、バックエンドは「見えない部分」を指します。
検索エンジンの見えない部分であるバックエンドとは、クローラー、インデクサー、ランキングアルゴリズムを指します。
クローラー:Webページの情報を検索エンジンは保有していなければ検索結果を提供できません。そこで検索エンジン各社は独自にWebページの情報収集をしています。この情報収集の役割を担うのがクローラーです。クローラーは検索エンジンが提供しているWebページ収集用のプログラムです。
インデクサー:クローラーの役割はWebページの収集のみです。クローラーが収集した情報を解析して初めて検索結果への表示順位をランキング付できます。クローラーが収集したWebページを解析するのはインデクサというプログラムが担います。
ランキングアルゴリズム:ウェブページの重要度を評価し、検索エンジンにおける検索結果の順位を決定するアルゴリズムの総称です。
テクニカルSEO
検索エンジンによるサイトのクロール・インデックス・ランク付けを容易にするために、ウェブサイトのバックエンドやサーバを最適化させることを言います。 これは、ウェブサイトの構築方法や、サーバーからユーザーへの情報の伝達方法など、さまざまな側面を包括した用語です。
リンクビルディング
ウェブ上で他のウェブサイトから被リンクを獲得することを指します。 このリンクビルディングには大きく2種類に分けられ、「リンクの調達」と「リンクの自然獲得」がその手法となります。
サイテーション
ネット上で企業名、店舗名、電話番号、もしくはWebサイト名などを言及される行為です。リンクを貼られなくても言及されるだけでSEO効果があり、検索順位にも影響があるのではないかといわれています。
SEM
Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で、検索エンジン上で行うマーケティングを総称したものです。SEOやリスティング広告もSEMの一部です。
SNS広告
SNS広告とはSNSを露出媒体とした広告です。SNS広告のメリットとして、他の広告と比べて、セグメントやターゲティングをより詳細に行うことができること、潜在顧客にリーチできること等があります。
DSP
Demand-Side Platformの略称で、広告主(広告配信を希望している側)のプラットフォームです。つまりDSPは、広告出稿の費用対効果を高めたい広告主のためのサービスです。
アドネットワーク
複数の広告媒体(Webサイトやソーシャルメディア、ブログ等)を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信する仕組みのことです。
アドネットワークを利用することによって、様々なWebサイトやソーシャルメディア、ブログを『ひとつの媒体』とした広告出稿ができるため、より多くのトラフ ィックが見込めるでしょう。また、アドネットワーク業者に掲載前後の処理を一括して任せられるため、業務効率化も図ることが可能です。
アフィリエイト
インターネットにおける「成果報酬型の広告」です。
企業は自社の商品やサービスを拡販するマーケティング手法のひとつとして、成功報酬型広告を配信するアフィリエイト・サービス・プロバイダ(以下、ASP)を通してアフィリエイト広告を出稿します。
一方、ASPを利用するサイトの運営者は、ASPに出稿を依頼した企業(広告主)のアフィリエイト広告を自身のサイトに設置します。消費者がアフィリエイト広告をクリックし、広告主の定めた成果条件を満たした場合、サイトの運営者に報酬が支払われる仕組みです。
アフィリエイトの成果報酬には、前述した商品が売れたときに報酬が得られる「成果報酬型」と、広告がクリックされることによって報酬が得られる「クリック報酬型」にわかれます。どちらかの成果報酬の型を選択しなければいけないものではなく、両方のアフィリエイト広告を自分の運営しているサイトで取り扱うこともできます。
純広告
特定のメディアの広告枠を買い取り、掲載する広告の総称です。
例えば、Yahoo!JAPANの場合、上記のようにトップページ右に広告枠を設置しています。
こちらの広告枠は「Yahoo! JAPAN ブランドパネルビジョン」という商品名で販売されており、1週間の掲載期間が約束されています。
Yahoo!JAPAN以外にも、日本経済新聞社や東洋経済オンライン、ニコニコ動画といった主要なメディアで純広告が提供されています。
「YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)」や「GDN(Googleディスプレイネットワーク)」といった複数のメディアに掲載される可能性があるネットワーク広告とは異なり、特定のメディア上に掲載されるのが特徴です。
4マス
テレビ、新聞、雑誌、ラジオなど不特定多数に向けた情報伝達手段を総称してマスメディアと呼びます。 マスメディアのなかでも主要なテレビCM、新聞広告、雑誌広告、ラジオCMのことを4マス広告と総称します。
OOH
Out Of Homeの略。 中吊り広告や駅構内広告などの交通広告、各種看板屋大型ビジョンなどの屋外広告、チラシなど、家庭以外の場所で展開するメディアの総称です。 アウトオブホーム・メディアとも呼ばれます。
SNSアカウント運用
会社のイメージアップや商品の宣伝活動などのためにSNSアカウントを運用することです。イメージするのはSNSへの投稿かもしれませんが、それだけではありません。コメント返信や広告出稿、アクセス解析など、やることは多岐にわたります。
自社でSNS運用ができたらコストを抑えられるものの、プライベートな投稿とは違った性質を持っているので、SNS運用会社を利用する企業も多くあります。
ハッシュタグ
SNS上で記号の「#(ハッシュマーク)」を入れたキーワードを見かけたことがあると思いますが、この「#(ハッシュマーク)」こそがまさにハッシュタグと呼ばれているものです。 ハッシュタグはSNSの投稿に対する“タグ”として利用され、ハッシュタグの後に特定のキーワードを付与することで投稿がタグ化されます。タ グ化されることによって同じキーワードでの投稿を瞬時に検索することができたり、趣味・関心の似たユーザー同士で話題を共有することが可能です。
インフルエンサー
世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のことを指します。その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティング(SNSマーケティング)と呼びます。従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つイ ンフルエンサーと比べフォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は「マイクロインフルエンサー」と呼ばれます。
口コミ創出
SNS上に口コミを用意することです。「ググる」⇒「タグる」へとユーザー行動が変化し、SNSでの情報収集が購買に重要になってきた今、InstagramやTwitterなどSNS上に口コミを用意しておくことは商品PRやブランディングに欠かせなくなっています。
UGC活用
UGCとは英語のUser Generated Contentsの略で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」といわれています。
その名の通り、ユーザーがユーザーに向けて発信する情報であり、InstagramやFacebook、TwitterをはじめとしたSNSの普及とともに、消費者の購買プロセスに影響を与えるコンテンツとして重視されるようになりました。UGC活用とは、これらコンテンツを活用することを指し、例えばプロモーションのひとつに、自社のSNSアカウントにユーザーの投稿をリポスト(Instagramの場合リグラム)する手法があります。
リポストは、自社のSNSアカウント運用のための制作コストを減らすとともに、広告色のないコンテンツでユーザーの共感を得ることができます。
Referral
ブログや他サイト等、あるウェブサイトからのリンクをたどってやってきたユーザーを指します。referralは紹介の意味で、読み方は”リファラル”です。
PR
各メディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオなど)の媒体や、WEBの媒体を使い、商品やサービスの認知を広め、ブランドを高めていくことです。
売り込むという発想ではなく、企業の魅力・商品の魅力を伝え、集めるから集まる発想での展開を行っていきます。
PRのメリットとして、
・広告費を使わずお客様がやってくる
・口コミが広がりやすい
などが挙げられます。
外部への記事提供
外部のサイトを通じて、ユーザーに最適な情報を提供することを指します。
一般的にはニュースサイトへ記事を提供し、露出を高めます。
Direct
サイトに直接(direct)流入してきたアクセスのことを言います。
提携
双方の利益が連動する戦略的提携のことを指し、ジョイントベンチャーとも呼ばれます。規模の大小や事業形態は問われず、双方に経済的メリットがあるかどうかのみが判断基軸となります。 そのため、中小零細企業から大企業まで幅広く活用されてい ます。
アプリ
アプリマーケティングとも呼ばれ、スマートフォン・アプリをつかって、顧客とコミュニケーションをとるマーケティング手法です。アプリを実際に使っている顧客、つまりアクティブユーザーを対象にしたマーケティングです。また、SNSでは他企業の広告と自社の広告が競争しなければなりませんが、アプリ上では自社だけのメッセージを独占的に顧客に届けることができるという点でも大きく違ってきます。
イベント
セミナーや展示会などのイベントを通じてリードを獲得・育成するマーケティング手法です。もしくは、イベントベースドマーケティング(顧客の行動を起点としたマーケティング手法、別名EBM)のことを指して、イベントマーケティングと呼ぶこともあります。
前者のイベントマーケティングは、主に下記のような目的のために行われます。
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リードジェネレーション(リードの創出)
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リードナーチャリング(リードの育成)
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商談の創出
Conversion
コンバージョン
UI
「ユーザーインターフェース(User Interface)」の略です。Interfaceとは「接点、接触面」という意味で、UIはユーザーと製品・サービスの接触面を指すので、「ユーザーの目に触れる部分使用する部分」はすべてUIとみなすことができます。Webサイトの場合、パソコンやスマートフォンに表示されるデザイン、フォントなど、製品であれば製品そのものや外観など、ユーザーの視覚に触れる全ての情報が「UI(ユーザーインターフェース)」と呼ばれます。
UXを高めるための一つの要素となります。
UX
「ユーザーエクスペリエンス(User Experience)」の略です。Experienceとは「体験、経験」を意味し、UXとは「ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験」を指します。
例えばWebサイトの場合、
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デザインがキレイ
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フォントが読みやすい
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お問い合せフォームや購入ページまでの導線がわかりやすい
といったWebページの印象で変わる表層的な部分から、
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商品を注文したらすぐに届いた
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対応が丁寧だった
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商品のクオリティが高い
というようなサービスの質に関わる部分も「UX」です。サービスを利用する一連の行動の中で、ユーザーが感じたこと全てがUXになると捉えましょう。
IA
「情報アーキテクチャ(Information Architecture)」の略で、ユーザーにとって情報をわかりやすく・見つけやすくする技術全般を指します。
情報アーキテクチャの定義としては、以下のものがあります。
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情報の階層化、ラベリング、ナビゲーションシステムの組み合わせ
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コンテンツへの直感的な理解、およびアクセスを容易にするためのデザイン
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情報の構造化と分類を行うことで発見、および管理を容易にする
CRO
コンバージョン率最適化の略で、ユーザー行動やサイトの指標を定量的・定性的に分析しながら、サイトの構造や導線経路全体を改善してコンバージョン率を高め、収益に結びつけるための施策のことです。最終的な収益を左右する要素のため、Webマーケティングでは集客数やリピート率と同じく重要な施策といえます。
LPO
「ランディングページ最適化」の略で、直帰率を下げたり、ページのCVR(コンバージョンレート=成約率)を上げたりするために、LPをユーザーのニーズに合わせて最適化するマーケティング手法のことです。
パーソナライズされたLPの制作、成果の出るLPのテスト検証、評価など、さまざまな対策を指します。
EFO
Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)の略で、会員登録フォームや資料請求フォームなどの入力完了率を高めるために様々な施策を行いフォームを最適化することです。
インターネット上で会員登録や資料請求などを行なう場合、ユーザーが自分自身の情報を入力することが必要になるため、EFOは多くの広告を投下する以上の成果を得られる場合があります。
EFOの具体的な手法として
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入力項目を減らす
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入力完了までのステップを明確にする
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入力途中で入力間違いを指摘する
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入力漏れを指摘する
などの方法があります。これらの手法を警告文や色、ポップアップなどで分かりやすくユーザーに伝えることで、ユーザーが途中で入力を諦めて離脱してしまう状況を防ぐことができます。
CTA
「Call To Action」の略であり、日本語では「行動喚起」と訳されます。Web上のユーザーに行動を喚起させるするためのテキストや画像に対して使われている用語です。
たとえばページ上に設置してある、「資料を請求する」や「問い合わせる」といったボタンなど、ユーザーに行動を促すこれらボタンもCTAの一種であり、ページでの資料請求や問い合わせを獲得するには欠かせない要素です。
サイトスピード
サイトスピード(表示速度)とは、ホームページにアクセスしたときにサイトのページが表示される速さのことを意味します。
サイトのページ表示速度は、主に時間(秒など)やスコア(点数)の指標が使われます。
Web接客
実店舗で行われるようなサービスや接客と同じようにWeb上で接客を行うことです。簡単に言えば、チャットツールを利用して、Webサイトを訪れたお客様やユーザーに対してコミュニケーションを取ることができるものです。
商品やサービスに対して疑問や不安を抱いているお客様に対して、的確なアドバイスをしたり、不安や疑問の解消に繋げたりすることで、購買意欲を高めることができます。
また、いわゆるOne to One マーケティングと呼ばれるような形で、お客様1人1人に対して丁寧な接客ができるのがWeb接客の強みでもあります。お客様がWebサイトに訪問した時間帯や性別、年代、どういった商品やサービスを利用したのか、その注文日時や注文履歴といった行動履歴や購買履歴を一括で管理できるのもWeb接客の魅力です。そうした情報を活用して、1人1人のお客様に合わせた対応をすることができます。
レコメンド
日本語で「勧める、推薦する」という意味です。
ECサイトにおけるレコメンド機能も同じように、Aという商品を見ている人に、Bという商品を勧めます。顧客にとっては、自分で探し当てなくても勧められる商品をチェックするだけで必要かどうか判断ができるため、いわばWeb上で行われる一種の接客と言えます。ECサイトの運営サイドとしては、購入したことのある商品や閲覧しているページと関連する商品などの情報から特定商品レコメンドすることで、クロスセルやアップセルの機会を創出する手段ともなります。
サイト内検索
ユーザーがフリーワードやカテゴリ等の様々な条件を用いて、サイト内のアイテム(=商品、物件、記事、レシピなど)の中から欲しいものを探し出すための機能全般を指します。
ナビゲーション設計
グローバルナビゲーションとローカルナビゲーションの二種類があります。
・グローバルナビゲーション…サイト内のどのページでも表示するリンク(メニュー)のこと。
・ローカルナビゲーション …サイト内全てのページで表示されるグローバルナビゲーションに対し、ローカルナビゲーションは各ページでそれぞれ項目分けしたもののこと。全てのページで表示されるものではなく、カテゴリー内のもののみを表示する。
パーソナライゼーション
「何かを個々人向けにカスタマイズすること」を意味します。パーソナライゼーションは「使っているアプリケーションによって行われる」ものです。
アプリケーションやサービス側で、ユーザーの好みに合わせたコンテンツや経験、機能を提供しようとします。
最も身近な例で言えば、Amazonの「あなたへのおすすめ」というリコメンデーションでしょう。
Amazon側では、購入履歴や閲覧履歴に基づいてどのような本がユーザーの好みに合いそうかを学習し、パーソナライズし、ユーザーが購入しやすいように提案してくれます。
この提案する製品は個々によって異り、それぞれの閲覧履歴や購入履歴を基に算出します。同じサイトを閲覧しても、人によって提案される製品は異なることが特徴です。
CONTENTS
提供する情報の中身のことを指し、様々な種類があります。身近なものとして
・モバイルコンテンツ
最も身近なコンテンツとしては、スマホやタブレット端末で利用できる「モバイルコンテンツ」があげられます。着うたやスマホゲームはもちろん、地図アプリや乗り換え案内、グルメサイト、写真加工アプリなどもモバイルコンテンツに含まれ、無料のモノから有料コンテンツまで幅広く提供されています。
・Webコンテンツ
Web上で展開されるサイトや記事、サービスなどを「Webコンテンツ」といいます。スピード感のある情報発信が特徴のニュースコンテンツやまとめサイトなど、SNSでの集客力と話題性に特化したソーシャルメディアコンテンツ(たとえばTwitterのツイートもコンテンツのひとつ)、ECサイトでの販売を促すセールスコンテンツなどさまざまな用途に利用されています。
などが挙げられます。
案件ページ
一般的に「ランディングページ」と呼ばれます。
ランディングページとは、訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトのページのことを指します。(狭義のランディングページ)
ランディングページには広義の意味と狭義の意味があり、Webマーケティングでよく使用されるランディングページとは狭義でのランディングページを指す場合が多いです。狭義のランディングページとは、
・商品の注文やお問い合わせ→直接的な売上げアップ
・見学会や内覧会などのイベントの予約→見込み客の発掘
・試供品や無料会員、無料体験版への申込み→見込み客の発掘
・求人募集への申込み→人材の獲得
検索結果やリスティング広告、SNSなどから流入した訪問者をダイレクトに注文やお問い合わせなどのアクションに結びつけることに特化したページです。
CV記事
キラーページとも呼ばれ、そのページを読んだらその商品が欲しくなる(サービスに登録したくなる)ような記事のことです。例えば、
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悩み。困っている事を列挙。共感
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悩みの原因を提示
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悩みの解決策を提示
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解決策としての商品の説明(これを使えば前述した悩みを解決出来るよ!)
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実際の利用者の声
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Q&A
のような構成になっており、売りたい製品を売り込むためのページです。
ブランド記事
商品のデザインやシンボルマーク、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさってブランドを形作ります。そして、そのような「ブランド」を消費者に認知させ、市場における自社(商品)のポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動です。分かりやすく言うと、「〇〇といえばあの商品」「このシンボルマークはあのサービス」…といった意識をターゲット市場に浸透させるのがブランディングという活動の目的です。
これを記事にし、そのページ(記事)を読んだだけで「〇〇と言えば自社」と認知させることができるような記事のことをブランド記事と呼びます。
回遊記事
自社のサイト訪問者を離さないために、自社サイトを回遊するような(サイト訪問者がサイト内のほかのページにアクセスしたいと思わせるような)内容の記事を指します。
ブランド記事を読んでくれても、その記事以外の記事が何もなければそのまま閉じてしまいますよね。興味が湧くような記事がたくさん存在すれば、その分訪問者は自社サイトを回遊します。
このように、訪問者が自社サイトを回遊するような記事のことを指します。
ホワイトペーパー
企業が解決すべき課題と要因を分析し、解決を実現する自社ソリューションの紹介などをまとめた報告書をホワイトペーパーと呼びます。BtoB(法人向けビジネス)企業がリード獲得のために活用するケースが増えています。
Retention
リテンション
電子メール。
ショートメッセージ
ショートメッセージサービスの略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスです。
ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアはもちろん、格安SIM事業者でも利用することができます。
SMSは短いメッセージでのやり取りを前提としたサービスなので、以下のような制限があります。
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画像やデータファイルは送信できない
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1回に送信できる文字数に制限がある
今までは、1回に送信できる文字数が全角70文字以内であることが一般的でしたが、最近では全角670文字まで送信できるようになりました。
ただし、機種によって上限文字数が異なるため、基本的には70文字と考えておいたほうが良いかもしれません。
ブラウザプッシュ
Webプッシュとも呼ばれ、従来のスマートフォンのアプリから配信されるプッシュ通知とは異なり、Webサイト(ブラウザ)から配信されることが特徴で、スマートフォンはもちろんですが、PCにも表示させることができます。
通知を受け取るユーザはアプリをインストールする必要がありません。画面上に表示される通知の許諾ポップアップで通知許可をするだけで、以降Webプッシュ通知を受信することができるようになります。
LINE@
ビジネス向けのLINEアカウントです。1対1のやり取りではなく、1対多のやり取りに特化したコミュニケーションツールです。ユーザーに向けて一斉にメッセージやLINE限定のクーポンを送信でき、2017年4月時点では21万店舗に登録されています。
リタゲ
リターゲティングの略で、インターネット広告の手法の一つ。過去に広告主のWebサイトを訪れたことのあるユーザーに対して、広告ネットワーク内の広告掲載面に対して再度広告主の広告を表示させる手法のことです。
広告主のWebサイトを訪れた際にCookieを発行しユーザーの訪問履歴を蓄積する必要があるため、あらかじめ広告主のWebサイトにリターゲティング用のタグを挿入しておくことで、広告主のWebサイトを訪れた人かそうでない人かを識別して広告を表示します。
一度訪れたことのあるWebサイトのバナー広告を表示することで、再度広告主のWebサイトを思い出す機会になり、通常のバナー広告よりもクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高くなるという特徴を持ちます。
プッシュ通知
新しいメッセージやメール、ニュース速報や天気予報、セールの開始など、アプリが自動的にお知らせを表示する機能です。
たとえば、ロック画面やホーム画面にLINEの新着メッセージが表示されるのもプッシュ通知です。
DM
Direct Mail(ダイレクトメール)の略で、個人宛に宣伝目的で送られる印 刷物や電子メールを指します。キャンペーン情報やクーポンになっていることもあります。
Creative
制作
バナー
ウェブサイト上にあるリンク付き画像のことを言います。広告として、またはアイキャッチとして、他のウェブページやウェブサイトにアクセスを誘導するのを主目的として使われます。今でこそいろいろなサイズがありますが、もともとは横長の小さな看板で、そこをクリックするとリンク先のページが開けるといった便利なボタンでした。
動画
映像コンテンツをインターネット上で用いることで、顧客に対して、商品やサービスの関心を高めることを目的としたマーケティング活動です。 動画という訴求力ある“コンテンツ”を通じて、企業と顧客がコミュニケーションをはかることから、コンテンツマーケティングの一種ともいえます。
マンガ
企業の商品やサービスをオリジナルのマンガにしマーケティングツールとして活用し集客の支援を行うことです。マンガを制作することが目的ではなくあくまでも手段と捉えクライアントのROI(投資対効果)向上のための手法としてサービス提供しています。ターゲットとするユーザーのペルソナ、集客方法、KPI(重要業績指標)、目標CVR(成約率)、目標CPA(顧客獲得単価)などを設定し、マーケティングの視点に立ってマンガの制作、活用方法の企画・設計を行います。
文章だけでは説明が難しいような、特殊な商品や製品をマンガにすることで顧客により分かりやすく伝えることもできます。
アイキャッチ(OGP)
「目線を捕まえる」もののことで、最初に目を引くビジュアルを指します。
画像としてアイキャッチを使用する場合はアイキャッチ画像と呼ばれ、ターゲットユーザーの注意を引いて記事へと誘導させ、クリック意欲を刺激することなどを目的とします。商品画像の配置や全体のレイアウト、文字通り目を引きつけるような画像イメージがアイキャッチと呼ばれています。
マイクロコピー
ボタンの文字やフォームまわり、 エラーメッセージ、写真のキャプションなど、正直言ってこれまでコピーライティングの教材や、専門家が全く話さなかった、非常に細部の箇所のコピーのことです。
・サインアップ画面
・ログイン画面&パスワード復元ページ
・確認メッセージ(購読、解除、変更保存)
・取引関連メール(自動送信メール)
・ローディング画面
・サンキューページ
・警告メッセージ
・エラーメッセージ
上記のようにウェブサイトのあらゆる箇所に存在するものです。近年になってUI/UXの分野や、ウェブマーケター、アナリストによって、この小さなコピーがコンテンツ全体、もっと言えばビジネス全体に大きな影響力を持っていることがA/Bテストによって証明され、その重要性が少しずつ認知されていくようになりました。
キャッチコピー
一瞬で商品の特長や伝えたいことを表現するコピーのことです。イメージキャッチコピーとセールスキャッチコピーの2つが存在します。
イメージキャッチコピー…企業やサービスのイメージを定着させることを目的として作られるコピーのこと。ブランディングをするためでもある。
セールスキャッチコピー…言葉でターゲットの興味関心を惹き、見た人に行動を起こしてもらうことを目的として作られる。ここで言う行動とは、商品を購入してもらうことや、ページをクリックしてもらうこと、メールアドレスを登録してもらうこと等を指す。見た人が今すぐ行動を起こしたくなるように言葉を考える。
メッセージ開発
企業や商品がどのようなものかを伝えるためのメッセージはとても重要な要素の1つです。顧客が欲しいと思うようなメッセージの伝え方をしなければ購入してもらえません。本当にそうなのか? もっと根源的な課題はないのか? 逆に表層的な課題はないのか? 今さらですが、潜在顧客に刺さるメッセージを繰り出すには、顧客視点で顧客の潜在ニーズ(気づき)を呼び起こすことが必要です。
Engineering
技術
HTML
Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語のひとつです。
「ページのソースを見る」をクリックして現れた文字列をソースコードと呼びWebページ内の表示や動作を命令することができます。
このように、Webページの正体はHTMLタグを使って構成されている文書であり、これがブラウザで読み込まれることで、Webページが表示されるのです。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)とは、ウェブページのスタイルを指定するための言語です。 ワープロソフトなどで作成される文書も含めて、文書のスタイルを指定する技術全般をスタイルシートといいます。 HTMLやXHTMLなどで作成されるウェブページにスタイルを適用する場合には、スタイルシート言語の1つであるCSSが一般的に利用されています。
CSSは、HTMLと組み合わせて使用する言語です。 HTMLがウェブページ内の各要素の意味や情報構造を定義するのに対して、CSSではそれらをどのように装飾するかを指定します。 例えば、ウェブページがスクリーンに表示される際の色・サイズ・レイアウトなどの表示スタイルや、 プリンタなどの機器で印刷・出力される際の出力スタイル、 音声で読み上げられる際の再生スタイルなど、 ウェブページをどのようなスタイルで表示・出力・再生するかについて指定することができます。
JS
JavaScriptの略。オブジェクト指向の簡易プログラミング言語で、HTMLの中に記述することでWebブラウザによって実行され、Webページに動きや対話性を付加することができます。記述形式はJavaと似ていますが、根本的に異なる言語です。現在では、Webアプリケーションの操作性を向上させるために用いられるAjaxと呼ばれる技術の、中核的な要素技術としても用いられています。
開発当初はWebブラウザで利用することを目的としていましたが(Client-Side JavaScript)、その後Webサーバ上でWebページを生成するために用いられたり(Server-Side JavaScript)、汎用的なスクリプト言語としてWebページ以外の分野でも広く用いられるようになりました。
PWA
「Progressive Web Apps」の略称で、モバイル向けWebサイトをスマートフォン向けアプリのように使えるようにする仕組みです。
PWAはそれ自体が何か特殊な一つの技術、というわけではありません。レスポンシブデザイン、HTTPS化など、Googleが定める要素を備えたWebサイトであり、オフラインやプッシュ通知に対応するためのブラウザAPI(Service Workerなど)を利用しているWebサイトをPWAと呼びます。
PWAを実装することでプッシュ通知やホーム画面へのアイコン追加など、アプリの特徴的な機能をWebサイトに持たせる事ができます。これにより、UX向上やユーザーエンゲージメントの改善にもつながるとして注目されています。
AMP
Accelerated Mobile Pagesの略でアンプと読みます。モバイルユーザーが快適にホームページを閲覧できるようにすることを目的としてGoogleとTwitterが共同で立ち上げたオープンソースプロジェクトで、一般的にはモバイル端末でホームページを高速で表示させるための仕組みを指します。
ホームページの表示速度が遅いと、スマートフォンの場合特に、ユーザーが表示を待てない傾向があり、そのままページを離脱してしまうこともあります。AMPを実装すると 、モバイル ページの表示速度が約4倍、データ量が約1/10になると言われていて、ユーザーはストレスなくページの閲覧をすることができます。
データベース
ある特定の条件に当てはまる「データ」を複数集めて、後で使いやすい形に整理した情報のかたまりのことを表します。特にコンピュータ上で管理するデータをデータベースと呼ぶことが多いですが、紙の上で管理する「電話帳」や「住所録」なども、立派なデータベースです。
また、コンピュータ上でデータベースを管理するシステム(DBMS:Database Management System)のことや、そのシステム上で扱うデータ群のことを、単に「データベース」と呼ぶ場合もあります。
PHP
HTMLに埋め込むことができるため、Web開発でよく使用されるスクリプト言語です。Web開発でよく使用されるスクリプト言語に、JavaScriptがありますが、PHPとJavaScriptの大きな違いは、そのコードがどこで実行されるかにあります。
JavaScriptは、クライアントサイド(Webサイトを閲覧しているブラウザ)がコードを受け取り、そこで動作します。そのため、どのようなコードが書かれているのか、誰でも見ることができてしまいます。
一方、PHPはサーバーサイドでコードを実行します。クライアントサイドはその結果のみを受け取るため、どのようなコードで導き出された結果なのか見ることができません。
Apache
Apache(アパッチ)とは世界中で使用されているWebサーバーソフトウェア(HTTPサーバー)です。
2017年4月時点で全世界の約50%のシェアを占め、最も利用されています。
インターネット上で企業や官公庁の公式サイトで情報を入手したり、動画やSNSを利用したりする場合には、必ずWebサーバーソフトウェアのお世話になります。そのうち半数でApacheが稼働しています。